女性の抜け毛治療にかつら・ウィッグ
かつらにはたくさんの種類がありますが、おおきくわけて頭をすっぽりと覆うことができる「全かつら」と毛の少ない部分を補うときに使う「部分かつら」の2種類に分類されます。
素材やベースの種類もたくさんあり、オーダーメイド・既製品というように、利用する方々にあわせて様々なタイプのかつらを作ることができます。
女性にとって、髪はおしゃれをする上でとても重要な部分です。
ヘアースタイルが決まっていれば、それだけで綺麗に見えたりしますよね。
薄くなってきたな・・・少なくなってきたな・・・薬の副作用や円形脱毛症などでお悩みの方、あきらめることはありません。
女性用かつら・ウィッグがあります!!
かつら・ウィッグには、おしゃれはもちろん、髪にボリュームを出すために部分的に使ったり、医療用として全体に一時的につかったりと、用途はいろいろあります。
最近のウィッグは、オーダーできるので自分の納得いくスタイルに仕上げてもらうことが可能です。
◎人毛・人工毛◎
かつらには「人毛」と「人工毛」の2種類があります。
それらのメリット・デメリットを書いていきます。
★人毛のメリット
・自然。
・人工毛と比べて、手触りもとても良い。
・太陽の光にあたっても輝きが自然。
・微妙な髪の色を調整できる=毛染めが可能。
・自毛と同じパーマ液でパーマが可能。
・スタイリングが思いのまま。
・水を弾かない。
・自毛とのなじみがよい。
★人毛のデメリット
・色あせ、褪色するので定期的に髪染が必要。
・乾かすのに時間がかかる。
・毛が絡みやすい。
・枝毛ができる。
★人工毛のメリット
・洗髪しても、スタイルが崩れない。
・水を弾くので乾かしやすい。
・色あせ、褪色がない。
・スタイルが固定されているので絡みにくい。
・専用サロンであればパーマが可能。
・セットはしなくていい。
★人工毛のデメリット
・光沢が人工毛特有である。
・水を弾くので雨の日などは不自然。
・髪染が出来ない。
・手触りがあまりよくない。
・スタイルが崩れないぶん、変更もできない。
・縮れが出てくる。(ひどい場合毛先に変な癖がついて、自毛となじまなくなる)
などがあげられます。
どちらかが優れているということはないので、自分が重要視するポイントや、どういった目的で使うか、などを明確に理解したうえでよく相談しながら自分に合ったかつらを見つけてください。
■かつら・ウィッグの修理・メンテナンスについて■
まず第一に、早め早めの修理を心がけるようにすること。
かつらは決して安くないものですから、できれば長持ちさせたいですよね。
だからこそ、かつらに些細なことでもトラブルが発生したときは、早め早めの修理を心がけるようにしましょう。
そうすることによって、大きなトラブルを未然に防ぐことも出来ますからね^^
■修理を必要とするトラブル■
・・・抜け毛の補修・・・
かつらの抜け毛が始まり補修が必要になった場合、かつらに新しく髪の毛を植え付けます。
しかし、あまりにも抜け毛がおさまらないようであれば、補修するよりも新しく買いなおしたほうが安くすむ場合もあります。
かつらの寿命は大体3年前後なので、どっちの方が得かよく考えましょう。
・・・ベースの裏塗り替え・・・
汗や汚れでベースにひび割れがでた場合、その部分を新たに塗り替える方法です。
しかし、あまりにもひどいひび割れの場合、塗り替えたとしても耐久性がなくなってしまい、逆に無駄になってしまうことも。
そういったことを防ぐためにも、ベースのひび割れに気が付いたら、極力早くに塗り替えるようにしてください。
あと、塗り替えは購入したメーカーで行うことをオススメします。
違うメーカーで塗り替えすると、ベースの成分の微妙な違いにより、ベースがバラバラになってしまうことも。
・・・破れの補修・・・
破れてしまったかつらを補修する方法です。
小さな破れであれば、補修金額も安くて済みます。
しかし、あまりにも広い範囲が破れてしまっている場合は、かつら本体の傷みが原因だと思いますので、新たにかつらを作った方が得です。